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腰椎椎間板ヘルニア

腰椎のヘルニアにならない座り方

以前にも何度か書きましたが、再度書きます。

腰椎椎間板ヘルニアというのは、腰椎と腰椎の間にある椎間板に圧力が加わることにより起こる病気です。

椎間板は周囲は線維輪という丈夫なものに覆われているんですが、中の髄核というところはゼリー状で柔らかです。

通常腰の部分はお腹側に軽くカーブしています。この状態だと椎間板内部の圧力は平均しています。

ところが、腰を後ろに丸くした姿勢、つまり本当のカーブとは逆の姿勢にすると、椎間板の前側に大きく圧力が加わります。椎間板の前の方が狭くなり、前が鋭角のくさび形に変形してしまうからです。

この姿勢は、腰を丸くして座っている姿勢、いすに浅く腰をかけて背もたれに背中を預けていたり、あぐらを掻いていたり、足を前に投げ出して座っている姿勢です。もちろん体育座りもそうですね。

このような姿勢は椎間板内の髄核の圧力に異常を来します。椎間板の前の方にかかった圧力はどうなるか。圧力が軽い後ろに逃げようとします。その圧力に耐えきれなくなって、線維輪の後ろにとうとう亀裂が走ります。その亀裂に髄核が入り込み、外に飛び出たものが、椎間板ヘルニアです。

また具合に悪いことに、髄核が飛び出た部分に神経があるんですね。ついに神経に当たると、痛みやしびれなどが生じるようになります。

ですから、椎間板ヘルニアになりたくなければ、普段の姿勢、特に座り方に気をつけること。これが最も大切です。

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