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鍼灸学校

鍼灸学校の実技の役割

もとより鍼や灸にはいろいろな手法がある。浅く刺して治療する方法もあれば深く刺す方法、中国の考え方によって治す方法、我が国伝統の方法、いわゆる経絡治療と言われる方法など様々である。

鍼灸学校においては、国家試験対策だけではなく、バランスよくこれらの多様な手法や考え方を学生に教え、優れた鍼灸師を育成してもらいたいものである。

ところが聞くところによると、極々浅く鍼を刺す方法だけを教えている学校があるらしい。もちろんこの方法が悪いとは否定しない。しかし、これだけでは治らない。

おそらくこの学校の教員は実際に鍼灸の臨床にたずさわったことがないのであろう。試しに校長あたりを引っ張り出してきて、鍼治療させてみればよい。おそらく100人の患者あたり1人治せればいいところではないか。ひょっとしたら、実際の患者を目の前にしたことがなくてぶるぶる震え出すかもしれない。

そのような学校の校長は、無知無能である。無知無能というと言い過ぎなら、うつけ者の低能である。

学校案内を見たことがある。校長がいすにふんぞり返って座っている。底の浅い人間ほど偉そうにして自分を大きく見せたがるものだ。

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