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マッサージ,按摩,オステオパシー

膝の外旋の遊び

(プロ向け)

膝関節を伸展するときには、脛骨は外旋方向に動きます。屈曲するときには、内旋方向に動きます。
ところが膝の変形があったり伸展障害があったりすると、この内旋、外旋の動きがうまくいかなくなることもあります。

伸展位にて片手で大腿遠位をつかみ、もう一方の手で脛骨粗面をつかみ、どの程度の回旋の遊びがあるかを見ます。外旋方向に遊びがあると、回旋の動きは正常ですが、もし遊びがないと、伸展がうまくいっていないことを示唆します。伸展がうまくいかないと、伸展位の痛みの原因、充分な伸展の不可となります。

そのようなときは、外旋の遊びをつけるように運動法を行ってください。手法は何でもかまわないと思います。

院長・羽山弘一

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