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東洋医学,鍼灸

アトピー性皮膚炎への鍼

アトピー性皮膚炎に対しては、げんき本舗治療院では主に鍼灸治療を行います。

まず皮膚の下に熱がこもっているのか、あるいは冷たくなっているのかを判断します。
熱がこもっている場合はその熱を冷ますようにします。冷えがある場合は、その冷えを改善するように鍼灸を施します。

次に皮膚の状態ですね。乾燥しているのか、ジュクジュクしているのか、ごわごわ硬くなっているのかなどをみていき、それらに応じて鍼灸を施します。

内臓の状態も重要です。東洋医学では内臓といわずに臓腑(私は蔵府と書き表します)と言いますが、その蔵府の状態をみて、気血の偏りや滞りがないかをみます。鍼灸もそれに応じて対応させていきます。

医師の処方の薬はそのまま使っていただきます。

アトピー性皮膚炎は改善するのに時間のかかる病気ですし、正直申し上げて完治はむずかしいですが、根気よく鍼灸を続けて行くと、徐々に軽くなっていきます。

なお、場合によっては、オステオパシーによる治療の方が効果を上げることもあります。その場合は、オステオパシーを加えていきます。

院長・羽山弘一


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