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触診

解剖学書を読もう

鍼灸師や按摩マッサージ師で、筋肉どころか骨の触診もできない人がいます。

セミナーでは、まず背骨と骨盤の触診の練習をします。触診の基本ですが、残念ながらできない人がほとんどです。

実は学校のカリキュラムに、触診というものがないからなんです。

筋は、特に按摩マッサージ師では理解できていなければ仕事になりません。鍼灸師でもそうですね。

ところが、筋の区別ができない。

もちろん、知識としてはどの筋がどこに起始して停止してというのは知っています。ところが実際にそれを触診しようとしてもどれがどの筋なのかがわからないという人が多くいます。

これでは、治療に支障が出ます。

触診力をあげるためには指先の感覚を鋭敏にすることが必要です。でもその前に、解剖学書をしっかり読んで、実際の人体に触れ確認していくことです。

これができていないと、治療はできません。

筋肉の触診ができない人。まず解剖学書をよく読んでください。次にそれを人体に当てはめてください。もちろんその前に骨の触診の練習をしてください。手元に解剖学書を置いてです。

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