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気を感じる

ペタしてね

鍼においてはもちろんのこと、按摩においても気を感じることは治療上重要なことです。マッサージを行うに当たっても気を感じられれば、より有効に治療ができることでしょう。

気を感じる前に、気とは何か。これを論じなければすまない僕がいます。ところが、気とは何かを灯油医学の理論上は論じることができても、「実際に存在する」気について、それはいったいいかなるもので正体は何なのかを論じることは大変難しい。それは、気とは体感するものであり、目に見えて誰にでも実感できるものではないからです。気の体感には一定の訓練が必要であり、訓練をすればほとんどの人が体感できるのですけれど、訓練なしにはたいていの人は、実際に存在するといわれても、体感することはできません。

そこでセミナーのスキルアップ講座(関西セミナーで中級課程を修了した人を対象に行っています)では、まず最初に、気の体感の訓練をしてもらうことにしました。

はじめは、気のボールを作る練習。気功で時に行う方法です。

身体の前で10センチくらいに手掌を向かいあわせにして、息を吸いながら気を大きくする様にし、息を吐きながら気のボールを体感するようにします。息を吸うにつれて気のボールは大きくなります。うまくいくと、1メートル以上の大きさになります。本当に気のボールを手掌で感じ取れるようになります。

次に、被施術者の身体を使い、手掌を身体から10センチくらい離して気の多さを調べる練習。最初のボールを作る練習がうまくいくと、身体から出る気をうまく感じ取れるようになります。最初はうまくいかなかったり、感じ取れても微妙(つまり気のせいかもしれない)ですが、練習とともに、上手にできるようになります。

これらの練習を積み重ねていくと、実際の治療も上達します。的確に気を捉えられるようになるからです。

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