肩甲骨内側が痛むとき、そこに原因があるとは限りません。
一例として、外腹斜筋に緊張があることもあります。
肩甲骨内側につく大・小菱形筋の拮抗筋は前鋸筋です。肩甲骨を挟んだ形で外下方に行き、脇腹の方に進みます。
前鋸筋の筋腹は、脇腹で外腹斜筋の筋腹と組み合わさっています。
すなわち、前鋸筋と外腹斜筋は同様の筋と考えていいのです。
そのため、外腹斜筋が緊張すると、菱形筋が緊張を起こし痛みが出ることがあります。
菱形筋には限りませんが、身体の痛みは、その痛みの部分だけではなく、身体の構造を考えて原因を探るべきでしょう。
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