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艾のひねり方

最近は、皮膚の上で焼くお灸をしなくなりましたね。

僕もここ数年してません。しかも年末に治療院引っ越したら、とっておきの最高級艾を間違って捨ててしまった(T▽T;)

鍼灸師でも艾(もぐさ)に触ったことがあまりないという人が増えています。

という事で、改めて艾のひねり方を。

だいたい小指の先大を取ります。その艾を左手のひらに(左利きの人は右手のひら)納めます。

で、母指腹と示指の末節関節橈側位でひねります。

勝手に外に出てきます。艾が。

ちゃんと円錐形になっています。

出てこない時は、力が入っているか、手掌に汗をかいているかですね。

手に力を入れすぎていてもダメ。もちろん汗をかいていてもダメ。

だいたい鍼灸師は、手掌に汗をかくべきではありません。

手掌が汗ばむ人は気合いで止めましょう。

で、円錐状に艾が出てきたら、右手の母指と示指でつまみ取る。

皮膚の上に円錐状の艾を置く。皮膚がそのままだと倒れますから、灸点器か何かでちょんと墨をつけましょう。

底面を爪で平らにする人いますが、これはダメ。艾が硬くなり燃焼温度が高くなります。

底面はいつも同じに。高さは底面の直径の2倍から3倍。

形を保ってしかも柔らかい艾柱がいいんです。

手先の器用な人が艾柱を作るとかえって硬いものができることがあります。

硬いということは艾の密度が高いという事。

燃焼時間が長くなり、また燃焼温度も高くなります。

大きさは、最初は米粒大。なれれば半米粒大を心がけましょう。

だいたい2千個も練習すれば上手にできるようになります。

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