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病気

外傷歴

既往歴を聞くことはよくあります。

その中で外傷歴は、案外疾患の判断に重要な要素を示すことがあります。

たとえば過去に腰部を打撲したとしましょう。その打撲の後、しばらく痛みが続いていたとします。

その時の記憶な脳に刻み込まれています。

その結果、すでに腰部は何ともなくても、無意識のおうちにその打撲部位をかばうような姿勢が身についていることもあります。

本人はまっすぐいい姿勢を取っているつもりでも、無意識のうちの過去の打撲部位をかばうような姿勢を取っています。

そのかばうような姿勢が正しいと、身体が覚え込んでしまっているのです。

あるいは、物理的に機能障害を起こしているケースがあります。

たとえば過去に、頭部のいずれかを打撲したとします。

すると、縫合の部位で圧縮を起こします。

現代医学的には頭蓋は動かないものとされていますが、オステオパシーなどでは動くものとされています。実際リズミカルに頭蓋は動きます。

その動きに制限が生じたために、身体のどこかに症状が起こることもあります。

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