ブログ

ブログ
東洋医学

五行穴その他

僕は、単純に五行を利用して五行穴を当てはめるというようなことはしません。

五行穴ー井、栄(本当は木ではなく水。「えい」と読まずに「けい」と読むのが正しい)、兪、経、合それぞれに意味があります。

井穴は、邪が入ったときに最初にとどまるところです。血を少し出して邪を抜きます。

栄穴は、熱が出ているときに使う経穴です。することにより熱を抜きます。

兪穴は、経脈全体に気が有余な時に使います。することにより、気の流れをよくします。

経穴は、経脈に気が滞っているときに使います。軽くして気の流れをよくします。

合穴は、気が逆しているときに使います。補法を行うことにより逆気を治します。

穴は、とりあえず経脈の気血阻滞を改善したいときに使います。特に痛みが出ているときに有効です。

絡穴は、表裏の関係の経脈同士の流れをよくしたいときに使います。

原穴は、その経脈自体あるいは蔵府を補いたいときに使います。

RECOMMEND