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治療

身体に聞く

治療方針には様々ありますが、どのような方法であれまず患者さんが中心に治療でありたいと思っています。

患者さんが中心というのは何も、患者さんを奉れというのではありません。患者さんの身体に忠実になれということです。

このような鍼灸師がいることを耳にしました。

どんな症状の患者さんが来ても、同じところに鍼をして終わり。

治ればよし。治らなければまた来てください。

これは本来の治療でしょうか。

治療を行うものは、手法的に大きな引き出しを持ち多様な方法を熟達しておくべきだと思います。

たとえその手法が10年に1度使うものであってもです。

患者さんの病状、体質などは様々です。

その多彩な様態にどのように対応するのか、しっかりと患者さんに身体に聞かなければなりません。

身体に聞いてその結果を引き出しから引き出した手法で対応するのです。

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