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身体

足根骨の配列と可動性

足根骨というのは、足の甲にある7つの骨です。そのうち一つは、かかとの骨の踵骨(しょうこつ)と呼ばれるものです。距骨(きょこつ)という骨は、すねの骨である脛骨(けいこつ)の下にあり、ちょうど足関節のジョイントの役目を果たしています。

これらの骨の配列が狂っていたり、或いは可動性の制限が生じていたりすると、あらゆる障害が出る可能性があります。

ここでいう配列とは、それほど大きなものではなく、1ミリないくらいの狂いがほとんどです。

また、ここでいう可動性も、1ミリの動きがあるかどうかというものです。

ところが、そのようなわずかな配列の狂いや可動性の制限が生じると、まず、足の裏などの圧痛が出ます。

足の裏のマッサージで痛いところがあれば、別に内臓が悪いわけではなく、足根骨に問題がある場合も多いでしょう。

足根骨と、その先にある中足骨という骨、それに足の指に何か問題があると、体重を支えるときに狂いが生じます。その狂いはごくわずかなものですが、身体には、大きな変化をもたらします。

この間のセミナーで、足根骨の触診の練習をしました。大変難しいものです。

でも、足根骨のわずかな変化が、様々な症状の原因になることもあるという事を、知るべきだと思います。

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