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経穴

手太陰肺経、手関節の経穴−列缺、經渠、太淵

鍼灸学校に入ると、最初の頃に覚える(覚えさせられる)経穴ですので、鍼灸師にはなじみが深いと思います。

また、実際によく使う経穴でもあります。

でも、この3穴、取穴を間違えている人が意外と多くいらっしゃるように思います。

太淵は一番手掌側ですが、橈側ぎりぎりに取ります。腱から1分といったところでしょうか。

經渠は、やや尺側寄りに取ります。列缺は、3分ほど尺側寄りに取ります。

つまり、列缺から順に橈側に近づいています。

ところが、これらを一直線と思っている方がいらっしゃるようです。

すると、經渠はまあまあ効果が出るとして、列缺では思うような効果が出ません。

これは鍼灸だけではなく、按摩においても同様です。

列缺、經渠、太淵の位置の怪しい方、一度確認してみてください。

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