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腰痛
                            腰部筋膜の緊張
うちの嫁さん(治療院受付に座っているうっとうしい女性)が、腰を痛めたといいます。
                                        
あんまり真剣に聞いていないので間違っているかもしれませんが、立っていて前屈みになり、元に戻そうとしたら少しぎくっと来たらしい。前屈みになると腰に痛みが出る状態。
                                        
座らせてみると、腰部が後彎し、腰椎が少し右回旋しています。棘突起の右側が後方に盛り上がり棘突起先端が左に寄った状態ですね。
                                        
このときに、バキバキするのが好きな人なら、左回旋方向にバキバキするんでしょうけど、そんな面倒なことはしません。
                                        
腰椎両側の筋膜の状態を見ます。最初左の多裂筋膜に注目したんですが、特に問題ないようです。
                                        
次に右の多裂筋膜を触診しました。
                                        
すると、緊張があるんですね。
                                        
そこで、右多裂筋に対して、わずかの力で伸張を加えました。ほんのわずか数十グラムの力です。
                                        
その結果、右回旋は半減。多裂筋の役割を考えると、なぜそうなるかはわかると思います。多裂筋は回旋の働きをしているからです。
                                        
第7胸椎で右側屈しているので、周囲の回旋筋の筋膜緊張を調整。
                                        
その結果、腰部の筋膜緊張と右回旋は改善しました。
                                        
更に見ると、第3腰椎棘突起が少し出っ張っています。
                                        
元々出っ張っている人も多いので、ここでバキッとして失敗する人も多いわけですが、可動性も見てやると、本当に後方変位しているのか、棘突起が長いだけなのかがわかります。
                                        
可動性がなかったので、後方変位と判断(つまり、ゆがみだけを見てはいけないというわけです)。
                                        
元々腰部が後彎しているので、前方に弯曲を作るように押さえるとともに、第3腰椎棘突起に母指腹で圧を入れました。この圧も、ごく軽いものですよ。数十グラム。うちの嫁さんだからいろいろな意味で少々力が入ったかもしれませんが。
                                        
軽くポキッとクリックがあり、自然な前彎になりました。前彎になりましたというより、前彎ができるようになりましたの方が、正しいですね。
                                        
動かすようにいうと、立位で前屈できるという。
                                        
治療時間は、約3分。
                                        
うちの嫁さんには、いろいろな意味で3分以上治療しないことを心がけているので、これで終了。
                                        
痛くなくなったから、当分うるさくないでしょう。
                                        
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                                あんまり真剣に聞いていないので間違っているかもしれませんが、立っていて前屈みになり、元に戻そうとしたら少しぎくっと来たらしい。前屈みになると腰に痛みが出る状態。
座らせてみると、腰部が後彎し、腰椎が少し右回旋しています。棘突起の右側が後方に盛り上がり棘突起先端が左に寄った状態ですね。
このときに、バキバキするのが好きな人なら、左回旋方向にバキバキするんでしょうけど、そんな面倒なことはしません。
腰椎両側の筋膜の状態を見ます。最初左の多裂筋膜に注目したんですが、特に問題ないようです。
次に右の多裂筋膜を触診しました。
すると、緊張があるんですね。
そこで、右多裂筋に対して、わずかの力で伸張を加えました。ほんのわずか数十グラムの力です。
その結果、右回旋は半減。多裂筋の役割を考えると、なぜそうなるかはわかると思います。多裂筋は回旋の働きをしているからです。
第7胸椎で右側屈しているので、周囲の回旋筋の筋膜緊張を調整。
その結果、腰部の筋膜緊張と右回旋は改善しました。
更に見ると、第3腰椎棘突起が少し出っ張っています。
元々出っ張っている人も多いので、ここでバキッとして失敗する人も多いわけですが、可動性も見てやると、本当に後方変位しているのか、棘突起が長いだけなのかがわかります。
可動性がなかったので、後方変位と判断(つまり、ゆがみだけを見てはいけないというわけです)。
元々腰部が後彎しているので、前方に弯曲を作るように押さえるとともに、第3腰椎棘突起に母指腹で圧を入れました。この圧も、ごく軽いものですよ。数十グラム。うちの嫁さんだからいろいろな意味で少々力が入ったかもしれませんが。
軽くポキッとクリックがあり、自然な前彎になりました。前彎になりましたというより、前彎ができるようになりましたの方が、正しいですね。
動かすようにいうと、立位で前屈できるという。
治療時間は、約3分。
うちの嫁さんには、いろいろな意味で3分以上治療しないことを心がけているので、これで終了。
痛くなくなったから、当分うるさくないでしょう。
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