ブログ

ブログ
鍼灸・按摩・マッサージ

治療後、具合の悪くなる人

普通に治療をしていると、その日あるいは翌日、体がだるくなったり元々具合の悪いところがさらに悪く感じたりすることがあります。

治療を間違っているときは問題外ですが、正しく治療を行っていてもそのような反応が現れることがあります。

東洋医学では瞑眩といいますが、鍼灸や按摩や、東洋医学ではないですがマッサージなどで現れることのある反応です(余談ですが、オステオパシーでも現れます)。

湯液(漢方薬)でも瞑眩が現れることがあるそうです。

治療が適正であれば問題はありません。

カフェインの摂取を控え、もちろん飲酒や喫煙も控え、水分を十分にとっていると、そのような反応は起こりにくいものですし、また起きたとしても、補水をしっかり行うことにより早く回復していきます。

時には、その反応が強く出る人がいます。

痛みが強くて動けなくなったとか、気分が悪くて寝ていないといられないとか。

そのような人には特徴があります。

まず、非常に神経質な人。次に治療を過剰に怖がっている人。

このような方は、根底に治療に対する恐怖心があり、その恐怖心が本来は現れない症状を引き起こすようです。

過剰反応が現れたという人も見ると、実際にはそれほど悪い反応は出ていないと言うことがよくあります。

患者さんの治療に対する恐怖心や猜疑心が、強い症状を起こすんでしょうね。

性格的に我の強い人も、過剰反応を起こしやすいようです。あるいは、ここが悪いんだと思い込んでいる人。

このような方は、無意識のうちでも悪いと思い込んでいるところに必ずといっていいほど反応が現れます。

心理学は素人なので、これらの状態をうまく説明できませんが、臨床的にこのような傾向があるのは間違いないと感じています。

お願い!クリックを!↓

人気ブログランキングへ

RECOMMEND