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マッサージ

子宮広間膜の緊張

子宮の両側で、腹膜の一部がヒダ状に重なってできる膜を子宮広間膜といいます。

この子宮広間膜のうち、卵管に接する上方部分を卵管間膜、後面で卵巣に接する下方部分を子宮間膜といいます。

卵巣嚢腫(のうしゅ)、チョコレート嚢腫などの手術後、あるいは手術などをしなくても、子宮広間膜が緊張することがあります。

間膜の緊張自体、あるいは子宮動脈などへの影響から、月経痛、下腹部の腫脹感、慢性的腰痛などがひどくなることもあります。

子宮動脈は、内腸骨動脈の枝ですね。子宮広間膜に枝を張るように存在しています。

まず、上前腸骨棘の内側で卵巣を探します。強く圧すると痛みがあるので注意して下さい。

卵巣周囲の部分を触診すると、膜の緊張を見つけることがあります。

緊張していると、多くは圧痛があります。

そのもっとも緊張した部位に圧を加え(強くしすぎないこと)、そのままリリースするのを待って下さい。

場合によっては5分ほど、時には1回では寛解しないこともあります。

緊張が寛解すれば手指を離します。

時には、骨盤底部の緊張を取らなければならないこともあります。

子宮広間膜は、下方で前と後ろに分かれ骨盤底の腹膜に移行するからです。

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