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マッサージ

肛門挙筋のマッサージ

肛門挙筋は、骨盤底部の存在する筋です。名前の通り肛門の緊張をなす筋でもあり、また、腹部内臓の重みを支える筋でもあります。

その上面は、腹膜に覆われており、腹膜が緊張するなどで肛門挙筋自体も緊張する事があります。

腹膜の緊張は、内臓の不調、腹部膨満、急性腹症、腰痛など様々な症状を引き起こします。

緊張を寛解させる方法はいくつかありますが、その1つに肛門挙筋の圧迫があります。

患者を仰臥位にさせ、坐骨結節の内側から四指頭または母指頭を差し入れるようにして圧迫をします。

硬い方向を見つけ、その向きに調整して圧を加えます。

持続的に圧迫を加えていると緊張がゆるんできますので、ゆるめば治療は終了です。

また、伏臥位で坐骨結節内側に指を入れる方法もありますが、僕はあまり用いません。

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