過剰な運動をした後に筋痛が出ます。この場合でも筋は緊張しますが、同時に筋の圧痛も強く出ます。筋や筋膜が炎症を起こしているといってもいいでしょう。
このような場合、鍼は筋膜に対して単刺を行います。按摩やマッサージは、持続的な手掌圧、或いは軽度の摩擦を行います。
決して強い手法を用いてはなりません。
筋緊張があっても比較的強い圧を加えなければ痛みが生じない場合はどうでしょうか。慢性的な筋緊張の場合です。
このような場合は、鍼の場合筋膜にまで通し雀啄なりの手技を加えてひびきを得させます。按摩やマッサージの場合、持続的に圧迫或いは揉捏を取り混ぜた圧迫を行います。
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