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鍼灸・按摩・マッサージ

全力を尽くせばうまくなる

第1回監督作品が世紀の駄作であった「ゲド戦記」という宮崎吾朗さんの第2回監督作品「コクリコ坂から」を見に行きました。期待に反して(?)なかなかの佳作で、いい作品でした。
パンフレットを読むと、宮崎吾朗さんは、「告白すると『コクリコ坂から』で、僕は今までの人生で初めて必死になった」といっています。という事はゲド戦記を作るときも必死ではなかった、つまり、真剣ではなかったということになります。駄作になるわけです。

さて、映画の評論がこのブログの役目ではありません。

皆さんが治療を行うとき、その患者さんを前に必死になっていますか?

一期一会の患者さんです。もう2度と会うかわからない患者さんです。そのような気持ちで患者さんに向かっているでしょうか。

治療が上達するかどうかという時、患者さんに向かうその気持ちにより大きく左右されるのではないかと思います。

その時の知識と技術を全力で使いきって立ち向かえるか、それとも漫然と治療をして時間が来たら帰すか。

そこに、その治療家が上達するかどうかの境目があると思うのです。

宮崎吾朗さんの1回目の作品は正直ひどいものでした。でも2回目はさわやかな心地良い作品でした。そこには、必死になれるかどうか、その気持ちの持ちようが違ったということがあったと思うんです。

今、自分自身あまり上手でないと思う治療家の皆さん。

大丈夫です。

全力を出しきってください。治療にも勉強にも必死になってください。

その努力が結果を必ず結びます。

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